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2009年8月 6日

友人とゆっくりと

7月をなんとか乗り越えて、ひと息ついた。身の回りがたいへんなときは、なかなか書く気も起こりませんね。

昨日、韓国の大学で教鞭をとっている友人が帰国していたので、福岡で会った。

行きつけの昔ながらの喫茶店で昼食。東京にいる頃、僕らは好んでそういう店に行っていたし、お隣の国ではまともなコーヒーさえほとんど飲めないのを知っていたので、彼が喜ぶのは目に見えていた。「おお、ナポリタンがある」といって、懐かしそうに食す。

隣の席に、ソフトバンクのユニホームシャツを着た女性が座った。黒地にピンク色でラインや文字が入ったレディース用で、ホークスファンのうちの姪っ子も欲しがっているアイテムだ。ソフトバンクの携帯ショップの人かと思ったら、今日は観戦に行くので着ているとのこと。その時点でまだお昼だというのに、その気合の入りようにちょっとのけ反ってしまう。でも、そのシャツがとってもお似合いの、いい感じの女の子でした。

梅雨明けしてとても暑かったので迷ったが、彼と一緒に太宰府まで電車に揺られて行った。国立博物館でやっている奈良・興福寺の阿修羅展を見るため。意外と人は多くなかったので、すんなりと入られて、ゆっくりと観賞できた。

阿修羅の顔、とくに正面を向いているあの顔は、とても人間的だし、現代にも通じる顔をしているから不思議だ。しかも、確かにイケメンである。その辺にいそうなリアルな美しさを阿修羅の顔はかもし出している。天平の時代、一体どういうイメージであの顔が制作されていったのだろうか。

友人は、黒木瞳が音声ガイダンスをしている、というだけで、500円出して機器を借りていた。「暗闇で聴く黒木瞳の声はいい」と、アホな妄想をしている。途中、何度か無理やりその声を聴かされた。

帰りがけ、太宰府天満宮の参道で茶屋に入って、抹茶と梅が枝餅を頂く。ここへ来て、この餅を食べずには帰られない。家族へのお土産として、いくつか包んでもらう。

半日、高尚なことから猥雑なことまで楽しく話ができて、すっかり気が楽になった。

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