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2009年5月13日

器は大事

テレビを見ていていちばん吐き気を催すのは、報道特に事件において、語気を荒くして当事者を非難するコメンテーターである。
なかでも、検察や警察出身者のコメンテーター(最近多くないか?)なんてひどいもので、尊大な態度で自らは無謬とでも言わんばかりの言動にはうんざりだ(顔つきからして嫌だ)。
この検察王国においては、自分がいつ同じ目に合うかわからないのだから、そのことを常に念頭に置いて、表面的で受けのいい怒りの言葉ではなく、業ともいうべき人間性の深みに根ざした味のある言葉を発してほしいものだと思う。

草なぎ剛や小室哲哉は、また一から頑張ればいいさ。
時間かかるだろうけど、誠実に生きていれば、きっと理解し応援してくれる人たちが集まってくる。
ホリエモンも2年ぐらいは発信する気力がなかったらしいが、このところ毎日のように吠えている。
彼の罪の是非は別にして、検察批判は大いにやってほしい。
政治家はなんだかんだいって、常に国民の目に晒されてそれなりにチェックされているからいいけど、検察なんてほとんどの人は何にも知らないからねえ。
小沢一郎の一件で、ざまあ見ろ、と思っている青年将校のような検事もいるのだろうが、これでもし今回も政権交代ができないようだったら、僕は東京地検を恨むよ。
自民党がいいとか民主党がいいとかではなく、日本の政治がダメなのは、政権が変わらないから、という一点に尽きる。
大局観を持てないような正義なんて、ただの独我論で迷惑なだけだ。

さて、ちょっと前に古い食器を整理していたら、いい感じの盃と徳利が出てきた。

徳利と盃

徳利と盃

一目で気に入る。
父のお客さんだった伊万里焼の某窯元のもので、おそらく30年ぐらい前に作られたもの。
山水の絵柄がなぜか全然古くさくなくって、じっと見ていると実にいいのです。
盃がきれいに円くなく、しかもひとつひとつ微妙に形が異なっているのも趣がある。
下から見ると中の文様が透けるぐらいに薄く、そのせいか、ひとつは少し欠けてしまっていたが、4つは使えそうだった。

時を同じくして、おいしい地酒を一升瓶で2本頂いたので、このセットを使って飲んでみたのだが、そのとき僕はひとつ、はっきりとわかったことがある。
それは、器は大事だということ。
そりゃあ元々おいしい酒かもしれないけど、入れ物が違えば、気分も変わる。
気分が変われば、味も酔い方も違ってくる。
器によって、見た目のおいしさも違うし、贅沢感も出る。
なんだかんだと楽しくなるのだ。

これだと何杯でも飲めちゃいます。
というわけで、渋く日本酒を口にしている今日この頃。

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