« メイリオってどうかなあ? | トップページ | 肉声の小林秀雄 »

2008年11月15日

ゆっくりと2日間

木曜・金曜は福岡でゆっくり過ごした。

外交ジャーナリストの手嶋龍一氏の講演会に参加した。一般向けだったので深い話はなかったが、ところどころ面白い内容だった。モノづくりをしていないアメリカの将来に対して懸念を表明していた。

アメリカが民主党政権になることで、政界・財界のいろんな人たちから「日米関係はどうなるんでしょうか」と尋ねられるという。そういう日本の受身の姿勢を「天気予報みたいなものだ」と批判。天気を自分の手で変えることは(中国政府を除いては)不可能で、予報をして結果的にどうなるか待つしかない。日本の対米政策はその天気予報そのもので、何も自主的な政策がないという。

まさにその通りで、僕が不思議でならないのは、アメリカは共和党と民主党が定期的に交代して政権運営するということが明白なのに、なんで毎度々々、民主党政権になるたびに慌てて、「人脈がない」とか「日本より中国が重視される」とか「今後の日米関係は難しい」などというバカな話が出てくるのか、ということだ。それが本当だとしたら、自民党や外務省はいったい何をしているのか。まるで長期的な視野もないし、だから戦略もないということになる。愚かなり、愚かなり。

講演会終了後、一緒に参加した人とお茶をして、誘われるままに中州でおいしい中華をいただいた。途中、タミール語と日本語の近似性から派生して、天皇家のルーツはインドにあって、南から海を通って日向へやってきたのではないか、古事記をどう解釈したらいいのか、という話で盛り上がる。

昨日は朝、ホテルのラウンジでコーヒーを飲みながらゆっくりしたあと、いくつか用事を済ませて、Comment Allez Vous(コマンタレブー)という、川沿いのしゃれたカフェでランチ。もうちょっとひねった店名はなかったのか、という疑問はさておき、ロケーションや雰囲気はとってもいい。頼んだチキンカレーは十分にボリュームがあり、おいしかったです。

コマンタレブーのエスプレッソ

食後のエスプレッソ。カップが輝いていたので、飲んでいる途中で携帯を取り出し、メールを見ているふりして一枚。僕にはまだ、お店の中でデジカメを出す勇気はないなあ。

キャナルシティの映画館へ行き、綾瀬はるかの『ICHI』を見た。いろんな役をこなしますなあ。笑わない綾瀬はるかは、笑顔の綾瀬はるかと同じくらい魅力がある。と思うようになったのは、『白夜行』を見てから。監督もあのドラマでの表情を抜擢のひとつの理由に挙げていた。

思っていた展開じゃなかったけど、なかなか見応えはあった。窪塚はちょっと役より軽い感じだったが、中村獅童ははまっていて、いちばん存在感があったと思う。

帰ってから、姪No.2とああでもない、こうでもない、と長々といろんな話をした。話しながら、いつの間にか寝てしまっていた。

|

« メイリオってどうかなあ? | トップページ | 肉声の小林秀雄 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゆっくりと2日間:

« メイリオってどうかなあ? | トップページ | 肉声の小林秀雄 »