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2008年9月27日

政治の行き詰まりは「システム」の問題

麻生内閣の支持率が意外と高くないことが取り沙汰されているが、
これは首相本人の問題ではなく、
2代続けて1年で政権を放り出した自民党への
嫌気と冷めた態度の反映であると思う。
総選挙が迫り、この内閣がゆっくりと仕事をすることはなさそうだから、
そもそも期待しても意味がない、という思惑も加味されるべきだろう。

僕はずっと麻生さんを応援してきた。
そのことはこのブログでも、小泉政権末期の頃から時々書いてきた。
安倍さんも福田さんも、総理大臣として適さないことは明らかだったのに、
こぞって彼らに投票した多くの自民党の議員は阿呆である。
できれば、ふたりともに投票した議員は、
「私が盲目でした、すみません」と言って辞職してほしいくらいだ。
それほど重い責任を彼らは感じるべきなのだ。

だから、麻生さんが総理・総裁になったのは嬉しいことなのだが、
あまり手放しで喜べない。
ひとつは、総理になった時期が悪すぎて、短命に終わる可能性があるから。
もうひとつは、誰がトップになるにせよ、日本の政治の質を根本的に高めるには、
自民党=官僚によるなれ合いの政策決定過程のシステムを壊すしかない、
と強く感じるからである。

政治の行き詰まりは、究極のところ、
戦後ずっと続いているこの「システム」の問題である。
多少のごたごたは時折起こりながらも、ほとんどすべてがルーティンのように流れていく。
そこに官僚の緊張感はないし、政治家の成長もない。
だから、「ねじれ国会」などという異常な(本当は異常でもなんでもないんだけど)状態に置かれると、
途端に泣きべそをかいて、相手のせいにして、自分勝手に逃げ出す。

政策が生活の質を大きく左右することを考えれば、
永田町に定期的な新陳代謝が起こるほうが、まったく起こらないよりはいいに決まっている。
公明党も、「政治の安定のため」などときれいごとを言って、
実際は自民党の延命装置になってしまっていることを反省したほうがいい。
創価学会員が自民党候補に投票しなければ、
とっくの昔に自民党は崩壊し、システムも変更を余儀なくされていたはずだ。

麻生さんはちゃんと仕事をする人だと思う。
しかし、麻生さんには申し訳ないが、この国を変えるためには、
自民党が政権から追われるのが早道だ。
短命に終わったとしても仕方がない。

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2008年9月25日

気分転換でホテルに滞在

昨日は久しぶりに福岡泊。
西鉄グランドホテル。
小さい頃に何度か連れてきてもらったためか、
天神の記憶というとまずこのホテルを思い出す。
あの頃から外観は変わらない。
便利な場所にあるし、いつもついここに泊ろうと思ってしまう。

父代わりに何かと相談するおじさまがいて、
昨日はその人と長い時間話をした。

政治情勢のことから、翻訳の限界性、源氏物語など。
ある著名な方が主宰するNPOに誘われたが、
まずは会ってみましょうということで態度は保留した。

ホワイトヘッドのある本の和訳がどうしても見つからないというので、
探しものなら僕に任せてください、とさっそくジュンク堂で今朝探したら、
ものの10分で発見。
どうやら、一連の講演の一部だったのでわからなかったようだ。
うーん、そんなもんかいな?

Alan Greenspan, The Age of Turbulence: Adventures in a New World を購入。
前FRB議長・グリーンスパーンの回想録。
アメリカの最近の金融危機の問題について新たに書き加えられている。
まず1章読んだ。
500ページを超える大部だが、絶対に読み通してやる。

用事も兼ねながら、気分転換にゆっくりホテルで過ごした。
こんな時間が大好きだ。

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2008年9月23日

王監督はやっぱり憎めない

自民党総裁選のことを書こうと思っていたが、王監督辞任の報で力が抜けた。

プレーオフなどという、メジャーリーグを形だけ真似た
愚の骨頂のシステムが導入されなければ、
ホークスはあと2回は優勝できていたはずで残念でならない。
でもいざというときに弱いというか優しいのも、福岡っぽくていい。

僕が福岡ドームの近くに住んでいて、よく自転車でフラッと試合を見に行ってた頃は、
まだ万年Bクラスの弱小チームだった。
王監督も相当叩かれていた。
当時は、晴れていれば屋根を開けて試合をしていて、
勝つと上がる花火がマンションから見えたのだが、
その花火もなかなかお目にかかれなかった。

王さんは結果的に今じゃ神様みたいに扱われてはいるが、
勝負の世界だから、それと卵ぶつけられるのとは紙一重であって、
そういう意味で、野球人として華々しい過去を持つ人が、
わざわざダメダメ球団を率いようと思っただけで、とても勇気のある決断だったと思う。

小久保、松中、城島、井口、斉藤、和田、杉内、新垣、川崎など、
最近では松田や本多を含め、
見た目も言動もアホっぽくなく、スカッとした清々しい面々がたくさん出たのも、
監督の雰囲気が作り出したものだと思う。

今日の会見を見ても、どこまでも自分の責任だとするところは潔い。
やっぱり憎めないよ、この人は。
最高権力者でありながら、他人(=民主党)のせいにして投げ出す総理大臣には、
ぜひともこの姿勢を学んでほしい。

明日ちょうど福岡へ行くので、ドーム最終戦を観戦しようかと思ったが、
探した限り完売で、チケットは手に入らない。
直接行っても、同じ考えの人がたくさんいるだろうし、絶対無理だろうな。
この辺も、いつでも見られた昔とは違う。
パリーグでは群を抜く大人気チームになったのも、今となっては王監督のおかげ。

ともあれ王監督には、ほんとお疲れさまです。
でも、WBCの監督はするんじゃないのかな?

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2008年9月22日

雨のseptember

今日はいちばん下の姪たちの運動会のはずが、早朝から雨に見舞われ延期。
なぜか毎年参加することになっている僕は、一日何もできないと思って、
昨日は真夜中まで仕事に没頭して、
途中夕方に飲んだ安物のワインの悪酔いからもすっかり覚めてしまうぐらい頑張ったのだが、
朝起きてみたら雷雨で、肩すかしにあったというかホッとしたというか。

今日(21日)は誕生日でもあった。
30代後半のそのまた後半に突入。
10年前、ものすごく結婚願望が強くなった時期があったが、
今は死ぬまでに一度は婚姻届を出してみようかなと考える程度。
思えば10年前というと、初めて年下の女性と付き合っていた頃で、
自分がしっかりと先のことを考えなきゃいけないという思いに駆られていたのだろう。
九州人の相手というのも実は初めてのことで、
世間でよく言われる博多弁のかわいらしさに魅了されていた。
なにより、九州人どうしというので居心地がよかった。
そんなこんなで、結婚しようかなと思ったのだろう。

今は、大家族を率いているようなものなので、
どちらかというとひとりで静かになりたい。
まだしばらくは叶いそうもないが。

10年前というと、外務省派遣の国連職員の試験に最終で落ちたときでもある。
面接でサミュエル・ハンチントンの『文明の衝突』が話題に上り、
面接官が当時一般的に批評されていたありきたりなことを言うので、
「こいつ絶対読んでない」と思って、原書で読んでいた僕はかなり反論した。
最後まで読めば、ハンチントンは、衝突を煽っているのではなく、
むしろどうしたらそれを回避できるかという模索をしているのは理解できたから。
でも、面接で反論したらどうなるか考えなかった僕は、まだまだ青かったなあ。

その頃とは何もかもが違う日々を過ごしている昨今だが、
置かれている環境のもとで精一杯生きようと、今日はあらためて決意。
これからの1年で、FP技能士の3級と2級は取ろうと思う。

9月の雨は、ひと降りごとに秋へ向かう。
これから11月までがいちばん好きな季節。楽しむぞ!

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2008年9月10日

お気に入りと一緒に

親戚が突然やってきた。僕のお気に入りのものを手にして。

プレミアム・モルツ

サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」。
ちょうどまとめて買おうと思っていたのでラッキー。

数年前、プロントのブロンズグラスで飲んだのが初めてだった。

すぐに手に入るビールの中では、これがいちばん好き。香りが高貴だ。

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2008年9月 9日

ひとりでは間に合わなくなってきた

今関わっている案件のひとつで、簡単なサイトを作成している。
ソースをいじりながら、一応 Internet Explorer と Opera と
Firefox と Safari で確認をしているのだが、
相変わらず、ソースに対する IE の margin や padding の反応がおかしい。
余白の理解が以前からまるで他のブラウザと違っていて、
バージョンアップしても改善しないので、
いつも「こいつはアホじゃないか」と思う
(次の IE8 ではかなり他のと統一感を感じるようになるらしいが)。

ずっと昔に作ったものは、そんなことを知らずに
IEでの見栄えだけを考えて作っていたので、
他のブラウザで見ると、ところどころ変な余白ができてしまっている。
ほとんどの人がIEで見るのだから神経質になる必要もないのだろうが、
美しくないものを放っていると、モヤモヤ感がずっと残る
(というか、長い間そのままになっているサイトって意味あるのか?と自問、反省)。
関係ないけど、「モヤモヤさまーず」は僕のお気に入り。

Photoshop が高くて買えないな、と思っていたが、
遅まきながら最近 GIMP というフリーソフトの存在を知ってからは、
かなり画像作成・処理の能力が上がった。
やりたいと思うことのほとんどは
とりあえずこのソフトで実現できている。
こんなのが無料でいいのだろうか、と思うほど多機能だ。

でも、こういうのはいじっていると、とても楽しいのだが、
別にウェブのクリエイターやデザイナーではないので、
自分でやるにはほどほどのところでやめておかなければいけないと思う。
というのも、今4件の会社や個人の様々な案件を扱っていて、
事業計画では5件までは同時に自分で処理できると考えていたのだが、
もうすでにあまり余裕がない状態になってきているからだ。
短期的には、手っ取り早く姉を活用するしかないと思って、
仕事を頼み始めた。
姉は、口頭である程度指示すると、
短時間できちんとまとまった文章を作成する能力を持っているので、
たいへん使える人なのです。

100社ぐらい関係企業ができて、
みんな集まって異業種交流のパーティを開きたいなあ。
と大きな夢を描きつつ、今ひっそりとひとりパソコンへ向かう。

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2008年9月 6日

効率の良さを求めるのは大事

効率が10倍アップする新・知的生産術

勝間和代著『効率が10倍アップする新・知的生産術―
自分をグーグル化する方法』(ダイヤモンド社、2007)を読んだ。

そこまでするかという気もするが、
有限の時間を充実させていく努力をし続けていると、
この本のような行動パターンになっていくのだろう。
「情報」をどう扱うかとか、ものごとの整理をどうするか、
ということに執着しない人からしたら、
そんな生き方は「人間的でない」の一言で
否定されてしまうのかもしれないが、
この情報社会で生き抜いていくためには、
ある程度効率の良さを求めるのは必須ではないかと思う。

著者が紹介していたGmailの利用法はさっそく試している。
どこかで一元管理する必要はあると感じていたので。
食については、すでにかなり同じ内容を実践している。
他には、本にもっとお金をかける、もっとブログでアウトプットする、
ということを心がけようと思った。

ブクログをしばらく更新していなかったので、
最近自分が読んだ本が何であったか忘れてしまった。
いかんいかん。記憶のなんといい加減なことよ。

シェエラザード

最近、パソコンで作業をしているときは、
iTunes に入っているインターネットラジオの Sky.fm で
クラシックを聴いている。
いちばんそれが集中できるので。

数日前、良い意味で「なんだこれ?」と
心を奪われた曲があった。
タイトルが出ているので調べたら、
リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」というものであることがわかった。

僕はクラシックに全然詳しくないので、
コルサコフという作曲家の名前もシェエラザードというタイトルも知らなかったが、
その時はものすごい引き込まれ方をしたので、
これは自分の気持ちに正直になろうと思って、
すぐにアマゾンで探した。

カラヤンなどもあったが、レビューを読んでいて、
かなり好き嫌いが激しそうな感じだったのが、
このレオポルド・ストコフスキーの指揮。
安さにも惹かれて衝動買いしてしまった。

今日聴いた感じでは、先日のようなときめきはなかった。激しすぎる?
音質はレビューにもあった通り、はっきりと良くないとわかる。
まあ、何度か聴いてみます。他のと聴き比べもしてみようと思う。

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2008年9月 4日

美しい嘘

昨晩深夜、BS2で映画『シャーロット・グレイ』を見た。
寝る前にテレビをつけたらちょうど始まるところで、
そのまま引き込まれてしまい、3時の終わりまでついに寝なかった。

非常に安定感を感じる映画だったのが、
最後まで見続けた理由かなと思う。
それと、主人公のケイト・ブランシェットのものすごい存在感。
戦争とロマンスというとありきたりのテーマのように感じられるが、
諜報員という立場がサスペンス風で緊張感もあった。

絶望のなかで、まだなすべきことがあると
猛然とシャーロットがタイプライターに向かい、
彼女がつくった手紙をふたりのユダヤ人少年が読んで、
そっとその手紙の上に手を添えるシーンが実に良かった。
生きる希望を与える美しい嘘もあるのだ。

「思えばあの頃の私は、ものごとを簡単に捉えすぎていた」という
回顧から始まるところからして、
生きることにまつわるあらゆる矛盾の現実性が暗示されている。
それが諦観に向かうのではなく、
最後には強さと明るさのほうへ向かうところがいい。

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2008年9月 2日

届かなかった速報

9月は誕生月であり、好きな季節である秋へと移っていく時期でもあるので、
今月は少しは張り切って書きたい。
でもそれを実行するにあたっては、眠さに負けないことが第一の難関。
このところ夜は眠くって仕方ない。

昨日の福田さんの辞任表明の件は、書いても虚しくなるだけだ。
所詮日本の政治なんてそんなもん、としか世界には思われていない。
これで世界第2位の経済大国であり続けていることが
すごいというべきだろう。
国民が偉いのだと思う。

登録をしている New York Times と Financial Times から、
世界的な出来事があるとすぐにニュース速報が届くようになっているが、
昨日の会見についてはついぞ速報でメールが届くことはなかった。
別に日本の首相が代わろうが誰になろうが、
そんなことは国際政治にはなんら影響を持たない、
価値がないのだとあらためて感じた
(日本のマスコミは、すぐにいくつかの通信社が速報を打ったことを伝えているが、
そりゃあ通信社はそうするよ、それが仕事だもの)。

日本国は、「私はあなたとは違う」と逆ギレして会見を終えるような、
そんな貧困な精神の指導者に率いられた国なのだ。
見たあと、僕はため息しか出なかった。

さてさて、今年も残すところもう4か月しかないが、
年末にかけ個人的にひとつ気掛かりなことが浮上した。
僕自身が直接関わることは一切ないのだが、
それでも面倒なことが起きそうで嫌な予感。
周囲から雑音も多くなってきている。
僕の願いは、とにかくそっとしておいてほしいだけなのだ、
自分自身のためにも相手のためにも。

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