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2007年5月11日

すべてのものを織糸にして

ホイットマン『草の葉』の「ぼく自身の歌」の一節から。

都会が眠り、田舎が眠る、
いのちある者は時くれば眠り、死者たちも時くれば眠る、
老いた夫は妻のかたわらで眠り、若い夫も妻のかたわらで眠る、
そしてこれらのものたちがぼくの内部へ流れこみ、ぼくも外なる彼らへと流れ出る、
そして些細なことながら、ぼくも多かれ少なかれこれらのものたちの一つとなる、
そしてこれらのものを一つ残らず織糸にしてぼくはぼく自身の歌を織り上げていく。

自分自身を歌うとはつまるところ、すべての人を、すべての生き物を、宇宙を歌うことになるのだということを、彼の詩のいたるところで感じる。

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