生活習慣を変えられないから厄介
筑紫哲也さんはヘビースモーカーだという。ということは、ガンの特集を組んだりして一生懸命ガンについて発信しながら、つまり、ガンは生活習慣病のひとつであることを重々承知しながら、自分の生活習慣を変える努力はしていなかったことになる。「自分は大丈夫」という過信があったようだ。
生活習慣病の根底には、多くの人がまさにその生活習慣を変えられないという厄介な問題がある。たとえば、糖尿病の病棟へ行ってみたらいい。糖尿病教室に参加し、栄養士から食事指導を受けながら、そのかたわらでこっそりと売店で甘いものを買って食べたり、せっせと喫煙スペースへ足を運んでいる患者が何人もいる。
人体に対する生活習慣の悪影響について突き詰めていけば、現代的な生活上の楽しみはすべて捨てなければならなくなり、そうしたら日常はまったく彩りがないものになるだろう。だから、多少は仕方ないにしても、度が過ぎないようにし、それを習慣化しない頑固さが大切だ。
でも、どれだけ言っても、多くの人は喫煙や飲酒、過食などを過小評価している。「病気になったときはなったときさ」とか「病気になってもかまうもんか」と豪語する人もいるが、いざ重い病気を宣告されるとジタバタするのだから、まったく困ったもんだと思う。
かくいう私、最近努力していることのひとつは、睡眠の取り方。いちばん疲れが取れ回復力が働くといわれる午後10時から午前2時の間になるだけ重なるように睡眠を取る。現実的には日付が変わるまでに床に就くようにしている。体の感覚や目の感じが違うのがわかる。
今日こんなニュースがあった。
男性喫煙率、4割切る=05年、調査で初めて-厚労省(時事通信)
男性が4割弱というのも、女性が1割だというのも、どうも実感とは違うが、喫煙率が下がっているのであれば喜ばしいことだと思う。
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