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2007年5月10日

トニーが去る

ついにトニー・ブレア首相が辞任すると発表した。若々しい指導者の誕生にイギリスのみならず世界中が熱狂したのは、もう10年も前のことだ。当時イギリスにいた友人が、首相就任のときの Times と Guardian を一部ずつ送ってくれたことを思い出す。

今日の選挙区での退陣表明は、とてもエモーショナルなものであった。彼自身が認めているように、もちろん間違いもあったはずだ。政治家は全能の神ではないし、それに何をやっても批判はされる。とくにイギリスのように国民の目が厳しいところでは。それでも、なにか華があったのは事実だ。彼なきあとのイギリス政界は、しばらくの間寂しく感じるだろう。

BBC の One O'clock News は、エンディングでこの10年のハイライトシーンを流した。バックには Oasis の "Don't Look Back in Anger"(いつも僕が口ずさんでる歌ですよ!)。去り行く人にはぴったりの歌なのかもしれない。なぜか涙が出そうになった。歌に対してなのか、ブレアに対してなのかはわからないけど。

僕はこの one decade いったい何をしてきたのか。かなり老けてしまったトニーの、青年のような10年前の姿を見ながら、ちょっと感傷に耽ってしまった。

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