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2007年3月21日

ゆっくりと流れる休日の午後

寒いとどうもやる気が出ず、しなければならないことをずるずると後回しにして、だらだらと過ごす休日。

何か読もうかなと思って Charles Dickens, A Tale of Two Cities (Penguin Classics) を本棚から取って、introduction をざあっと読んだ。これはずっと昔まだ全然英語ができない頃に、背伸びして買った本だ。一度もまともに読んだことはない。今だって、この手の小説を読み通すにはある程度の気力が必要だ。でも、日本語の『二都物語』と対比して読んでみようかなと思う。

BBC World Service で、Rice Bowl Tales というシリーズがあり、最後は日本だった。20分ちょっとの内容を聴いたが、たいして中身はなかった。番組の根底に、日本人がなぜ日本の米しか食べないのかという関心があるのは分かったが、とてもそれに答えきれている内容だったとは思えない。でも、日本人だからそう思うだけかな? スーパーに外米が置いてないとか、米は political product だという発言があったり、渋谷の若者でさえ「一日に三度米を食べる」と答えたりしているのは、知らない人にはかなりインパクトがあるのかもしれない。

押入れの整理をしていたら、『沈黙の艦隊』がどっと出てきた。思わず座り込んで読みふける。あっという間に数時間。大西洋艦隊を相手にピンガーでやっつけていく場面は、何度読んでもかなり興奮する。荒削りな考えとも、理想主義ともいえるが、海江田艦長の口から出てくる主張は鋭くて美しい。核、戦闘、国家について散りばめられた言葉の意味は、漫画という次元を超えて考えさせられる深さはあると思う。最後の国連総会に出席するあたりが欠けているので、そのうち全巻揃えようと思う。

海江田艦長に感化されて、モーツァルトを聴いたりもした。ゆっくりとした流れの午後。毎日がこんなだったらなあ。いや、それじゃいかんよな。

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