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2007年1月 1日

毎日が元日であれば

元日というのは不思議な力を持っている。多くの人がこの日を清新な気持ちで迎える。さあ新たな出発だ、と気合いを入れなおす。この日ばかりは、そこかしこに希望と決意に満ちた笑顔があふれている。

でもだんだんと、その明るさは失われていく。日常によって、現実によって、心はやすやすと侵食されてしまうのだ。願わくば、今年の僕は、いつもよりは強く、長く、それに抵抗していきたい。

ああそうだ、毎日が元日のようであればいいのだ。そうすれば、常に前向きでいられる。ケのなかでこのハレの気分を持ち続けるのは難しいだろうけど、「今日から新たな1年が始まる」と毎日思い続けられるとしたら、けっこう充実した心持ちで生きていけるのではないだろうか。それは、「只今臨終」の裏返しでもある。

元日が持つ力は、どこか外部から来るものではない。「新しい年の始まりだ」と思う自分自身に内在化している力だ。この内なるエネルギーが核となって、人生はつくられていく。すべては自分なのだ、と原点回帰することを忘れずに、素晴らしい一年を送りたいと思う。

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