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2006年12月 5日

「政治の世界は、他とは違うんですよ」

人の言い分には耳を貸さないくせに、自分の言い分は分かってくれよという自分勝手。自民党の復党問題をめぐっては、そんなことを思うのである。彼ら(執行部や復党議員たち)の傲慢さやわがままさ、感覚のズレ。

政治家は他の業種の人々、広くは国民に対して、自分たちを理解してくれというのと同じぐらい寛容な態度を示しているだろうか? そんなのは、利権が絡まない限り、これっぽっちもないじゃないか。どれだけ厳しい態度で、彼らは国民に臨んでいることか。理にかなわないことは断固拒否するじゃないか。

政治には情が必要だ? 小泉チルドレンには小泉さん自らお出ましになって「甘えるな」か? なんだかな。

結局、いちばんバカにされているのは国民である。参院選の頃には、この問題はほとぼりが冷めていると計算されているに違いないのだ。どうせ民主党は力ないんだし、どんなことやったって、選挙直前じゃなければ大丈夫だと高をくくっているのだ。去年の総選挙の熱狂なんてもう過去のことなんだから、どうだっていいんだと本音では思っているのだ。俺たち政治家は、「政治」じゃなくて「政局」が好きなのだ!

政治の世界がいかにプリミティブな思想で動いているか、今回の動きでよく分かる。そんなことに価値を置いている人々に、時代を先取りするよう改革を求められても、バカバカしい限りじゃないか。

しかし、悲しいかな、やはりいざ選挙になると、「美しい国」という、およそ知性を疑うような表現をする指導者を、国民はやっぱりもてはやすんだろうな。

それにしても、自民党は、一時的に反発を受けてでも、離党議員を復党させたいと思うほど、来年の参院選を不安視しているのだろうか。創価学会の集票力に限界を感じているのだろうか(まあ、結局のところ、浮動票が民主に動けば吹き飛ぶぐらいしか、組織票というのはないのだけども)。

「政治の世界は、他とは違うんですよ」。政治に携わっている人々は、異口同音にこう発する。そこには常に、「お前らには分からない次元の世界なんだよ」という態度が透けて見えるのである。

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