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2006年11月26日

まだ終わっていない水俣病

水俣病訴訟 チッソが時効を主張 準備書面提出、原告ら反発(西日本新聞)

水俣病という典型的な公害病の怖ろしさは何かというと、世代を超えて病気が受け継がれているということである。母胎や母乳を通して、メチル水銀が母親の体内から赤ちゃんに受け継がれる。

だからたとえば、発生地域からすでに長く離れて生活しているからといった理由で、水俣病とは関係ないとは言えないはずだ。世代を超えた曝露ということを考慮に入れると、患者認定や損害賠償請求権の問題は、簡単に線引きできるものではないと思う。

水俣病を通して行政に求められるのは、有害重金属や有害化学物質の慢性の毒性、世代を超えた曝露について強く認識して、それらの規制の強化と知識の啓蒙に積極的に取り組むことである。

個人レベルでは、やはり解毒をしっかりやるということと、口や皮膚・呼気を通して、これらの吸収をなるだけしないよう心がけるしかない。

西日本新聞は、本年、精力的に水俣病の特集を続け、新聞協会賞を受賞した。そこで記者たちが訴えるように、水俣病は50年経っても、「まだ終わっていない」のである。

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