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2006年11月14日

今日から歴史を教える

先週、受験のことで相談を受けた女の子には、結局、歴史を教えることになった。数学や英語ならいいんだけど、歴史かあ……と躊躇したが、困っている人は救わねばならないと教える約束をした。僕、塾や家庭教師を職業にしているんじゃないんですけどね。

彼女自身も来月までは忙しいので、週に1回だけ。それでも6回ぐらいで、あらあら日本史を現代まで教えてしまおうと、およそ無理な計画を立てている。教科書が6章に分かれていたので、単純にそれに従ってやれば終わるじゃないかと思ったわけだが。すんごいスピードで時代を駆けていくのだ!

中学で習う歴史は、割り切った見方をすると、「覚えれば終わりじゃん」と言いたくなるのだが、苦手だという子はそれができないのだ。いざ教えるとなって、なんでだろうか、と考えてみたが、歴史の流れ(時代や出来事のつながりなど)をつかんでいないことが大きな原因かなと思った。

たとえば、今日教えたことでいうと、氷河時代の終焉と定住生活がどうつながっているかとか、縄文時代から弥生時代への変遷で、日本人の生活や文化で何が大きく変わっていったのか、原始的なクニがどうして弥生時代になって出現してくるのか、それが稲作が始まったこととどうつながっているのか、といったこと。物事をひとつひとつ独立して覚えることは難しいが、他と関連づけたら簡単だし、それぞれの歴史上の位置がはっきりする。そのことに重点を置いて教えようと思った。

それから、最初から細かいことを教えすぎると、木を見て森を見ないことになりかねないし、全体の流れがわかったうえでないと細部のことは覚えづらいだろうと思い、まずはなるだけ時代時代の大まかなつながりと変化、特徴について教えることにした。

教科書は正直言って分かりづらい記述をしているので、あまり参考にしないことにした。昔と比べて、内容がひどいような気がする(これは英語や数学を見ても同じ印象を受ける)。歴史が分からない理由のひとつが、実は教科書にあるのではないだろうか。

いろんな奇特な人々がいて、非常によくまとまった資料や問題がウェブ上で提供してあるので、それらを参考にさせてもらった。

歴史を好きになれない問題の根っこに、「先生が好きじゃない」という理由もあった。姪っ子も同じことを言っていたので、意外と誰が教えるのかというのは重要な要素なのだろう。僕も同じことを言われないように、努力して教え方や内容を良くしていくしかない。

根本的には、好奇心があるかないかということが、歴史にはまるかどうかの分かれ道になると思う。歴史を教えていくなかで、どこからでもいいので、興味を感じて好きになる導入点ができたらいいなと願っている。

最後に、今日2時間教えてみて思ったこと。いちばん歴史の勉強になっているのは、僕自身だろうということ。

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コメント

test

投稿: akiko | 2006年11月15日 00:22

akikoさん、お伝えしていたように自動的にコメントもトラックバックも載るように設定を戻してたんですが、やっぱりスパムが多くて、しかもニフティの対策はあんまり良くないので、また元のように、とりあえず保留扱いにしてから載せることにしました。すみません。

testって書いてあったんですが、そこらへんのことを伝えておこうと思ったので、あえてそのまま掲載しておきます。多少掲載までに時間はかかりますが、コメント自体は受けつけているので、また書き込んでくださいね。

投稿: マンデリン | 2006年11月15日 02:16

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挨拶・・・日本人はたくさんの挨拶をする礼の国の国民・・のはず 朝夕夜に食事時に誰かと会うときになど手紙なんかでは時候の挨拶・・何かを紹介したりされたり述べるときも挨拶という言葉が使われますよね・・・ホントにいっぱいの挨拶があります 日本にはたくさんのあいさつがあり 礼の心も含めて挨拶に関する知識・認識を再確認していきたい! 挨拶を知り大切な日本の心を知りましょう!!... [続きを読む]

受信: 2006年11月17日 08:36

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