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2006年9月10日

総裁選―政治は面白くなければ

自民党の総裁選、みんな興味あるのだろうか? 僕は、実質的に自国のリーダーを選ぶのだから、自分は投票権を持っていないけれども関心を注がなければと思っているのだが、どうもそそられない。

勝負が最初から決まっているからだろう。あの滑舌が悪くて、人間的な面白さが見えてこず、頭が良いとも思えない、「なんだか北朝鮮のことでラッキーにも脚光を浴びて、ここまで来ちゃいました」という感の否めない安倍さんが総理総裁になると思うと、つまらなくてつまらなくて。

安倍支持者は、社会保障に関しては長年取り組んできているとか、素晴らしい人間性を持っているとか、改革を促進できるのは安倍さんしかいないとか言うけど、そんなのうじゃうじゃ党内にいるだろうよ、と反論したくなる。

結局、来年の参院選のことなのかと思う。イメージで勝つためには安倍さんしかいないと。そして、選挙というのは詰まるところイメージなのだと。としたら、国民はバカにされてるなあ。でも、安倍さんがここまでたどり着けたのも、イメージによる国民の支持だ。世論調査で評価が低ければ安倍じゃダメだということになっていただろうが、ずっとぶっちぎりのトップだったから安倍でいこうとなるわけで。

まあ僕の安倍嫌いも生理的なもので感情論だから、似たり寄ったりだけど。安倍さんには余裕がないんだよな、人間的な余裕が。

僕は政治に楽観的な見方を持っていて、このグローバル化して世界の目に晒された現代社会において、その世界と関係を保って生きていこうと思ったら、遅かれ早かれ、常識的に妥当な方向へ個々の政策は落ち着いていく、と思っている。異常なことをしようとすると、たとえそれが短期的に実行可能であっても、そのうちそういう政策と政治家はともに滅びる運命にある。これはなにも、独裁とか圧制とかいう極端な政治体制のことを言っているのではなく、たとえば社会保障の分野で、先進国のなかで日本だけが時代遅れな政策を取り続けている、といったことが長期的には不可能である、ということだ。その変革が早いか遅いかは政治家とくにリーダーシップの質の差になるんだろうけども。

つまり、どうせいつかは政治は良い方向に行かざるをえないのだから(行かないとしたら、よほど国民は阿呆なわけで)、だったら政治が面白いと思わせる人を指導者に選びたいと思うのである。

その点、玉砕覚悟で出馬した麻生・谷垣の両氏は、負けると分かっていて出るというだけで愛すべき人物だ。1年に2000キロも自転車で走る谷垣さん、10%に消費税を上げますよと力説する谷垣さん。真面目すぎて笑ってしまうじゃないか。

それからわが麻生太郎。昨日の秋葉原での3人による街頭演説会で、「自称『秋葉原オタクの皆さん』」と呼びかけて、日本のサブカルの魅力を訴えたオタッキー人間、麻生太郎。面白すぎる。昨日の「きょうたろう」にリンクしてある講演なんか、読んでいておかしくて口元が緩んでしまう(ちゃんと立派なこと言ってますけどね)。外務大臣の講演がこんなにマニアックでいいのだろうか。こんな人間が負けてしまうのは悲しいな。

本当は、この講演のリンクを紹介しようと思っただけだったんだけど、思わずこんなに書いてしまった。つまりは、僕は安倍晋三が魅力的だとは全然思わないのだ。

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