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2006年8月23日

兄の胃がん―腹腔鏡手術とその後の経過

今月2日に再入院した兄は、7日に胃の3分の2ほどを摘出する手術を受けた。すでに31日の退院が決まっている。実をいうと、今すぐに退院してもいいと主治医には言われているのである。

胃がんは早期で、王監督と同じ腹腔鏡手術で行われた。そのせいか、術後の回復が異常に早く、2日目にはすでに歩いていた。食事もふつうにしていて、もう薬も治療も一切なし。

先生に言わせると、「完璧です」。十二指腸とつないだところの漏れや狭窄もなく、がんの転移もなく、食事が詰まることもなく、便通も良い。

実は2年8ヶ月前にがんが見つかって、その後手術をすることになっていたのが、直前になってがんが見えなくなり取りやめになった経緯がある。以前書いたように、今回何度も検査することでようやくそのがん細胞を再発見したのだが、この3年近くの間まったくといっていいほどがんが進行しなかったことが、先生たちにとっては不思議でならないらしい。術後、切り取った胃を見せてもらったが、肉眼ではほとんどわからないほどだった。理由が分からないという主治医に対して、兄や僕はいくつかの療法の効果を感じているのだが、どうせ先生は信じないだろうから、あえてそのことには言及しなかった。

先生と話していて知ったのだが、胃がんに対する技術は日本(そして韓国)が最も進んでいるらしい。その裏には、胃がんになる人が割合的に多いということがある。しかし、年々胃がんは減ってきていて、逆に大腸がんが増加しているとも。食の欧米化と関係しているのだろう。国会で先般可決したがん対策基本法で、放射線治療の充実をはかることにしたのも、大腸がんが増えていることと、放射線治療が大腸がんにはわりと有効であることが関係していたと記憶している。

ともあれ、so far so good である。

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