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2006年8月24日

時には物事を疑おう

惑星数、一転8個へ 冥王星「格下げ」 IAUが修正案

先日の増やす案から一転、今度は減らすべきだという修正案。冥王星は惑星とみなすには小さすぎるので、現在の9個の惑星から冥王星だけ除外して8個にしようというもの。

揺れているな。しかし、こんなまったく反対に動いていいもの? しかも数日の間に。冥王星格下げの可能性を主張してきた竹内薫は自身のブログでこう書いている。

ようするに、商業科学主義のNASA派に対して、純粋科学主義の反NASA派が巻き返しを図った、という構図だろう。(『薫日記』の「やっぱり8個かよ!」より)

上にリンクした朝日の記事にも、格下げにはアメリカの反対がありそうだということが書かれているが、こんなところにも純粋に科学的じゃない力が働くんだなとあらためて認識させられる。捕鯨の問題にしてもそうだしなあ、そんなものかな。

権威あるところの決定を、まるで唯一の真実のように鵜呑みにしてはいけない。それはまさに「仮説」にすぎないのだ。

さて。いろいろな問題に対して、「すべては仮説だ」といって懐疑主義で臨んだら、人生は重くて辛いものになってしまうだろうから、そんな姿勢はほどほどにしておいたほうが身のためかもしれない。それでも、時々は疑って物事を観察し考え直してみる作業は大切だろう。じゃないと、盲目になり狂信になるばかりじゃないだろうか。そんなことを、上の問題から派生して考えた。あっ、つい最近も同じようなこと書いたか。

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