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2006年7月11日

ジダンの悲哀

どの番組を見ても、キャスターが苦々しい顔をしてワールドカップ決勝の報道をしている。もしもジダンの頭突き退場という事態がなければ、結果が同じイタリア優勝であっても、みんなもっと明るい顔してしゃべっていることだろう。それだけジダンの存在が大きかったということだ。

「移民の子」という生い立ちを逆なでるような言葉が、相手から発せられたのではないかなとすぐに思った。今までもそういうことはあったみたいだし、彼のフランスへの思い入れは、その悲しみや辛さと裏腹のものだろうから。このへんの事情は、追々明らかになっていくだろう。

ジダンのあの行為に対して、子どもたちに何と説明するのか、といった観点からの批判があるようだが、きれいごとだけでは済まされないのが人生だということを教えられていいではないかと思う。わかっていても怒りを抑えきれなかったジダン、その去り行く寂しい後ろ姿を見ながら悲しむ私たち。とっても人間らしいじゃないか。

前回大会の頃、僕は楽しい日々を送っていた。今大会は、逆にとても苦しいなかで迎え、そして終わった。僕はちっとも成長していない。4年間なんてあっという間だ。サッカーのW杯やオリンピックのたびにそう思う。4年後、われながらびっくりするほど大きく身の回りの環境を変え、頑張って生きてきたなと感動できるぐらいになっていたい。

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» イタリア優勝! [海外不動産 ドットコム]
とうとうワールドカップもファイナル。 私は個人的にフランス優勝で!と思っていたのですが。ジダンの動きを封じ込めようと羽交い絞めにしていたマテラッツィ。あぁ・・・ジダン・・・挑発されてる・・やってし... [続きを読む]

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