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2006年7月20日

幹細胞と再生医療

米上院がES細胞研究推進法案を可決、ブッシュ大統領は拒否権行使へ(ロイター)

この法案とアメリカにおけるES細胞の研究環境の現状については、次のNY Times の記事で読んでみた。

Stem Cell Bill Seen as a Qualified Boon for Research

ES細胞だけでなく、他の幹細胞の研究についても、ブッシュ政権の下のアメリカでは進んでいないらしい。その間に、世界中でおそろしい勢いで研究が進んでいて、幹細胞を使っての再生医療の分野でアメリカが遅れを取っていることが、今回の議会での動きの背景にあるようだ。

幹細胞については、日本では最近画期的な試みがなされた。次の記事を参照ください。

乳房再建手術を実施 九州中央病院 (西日本新聞)

世界で最初となる自分の脂肪幹細胞を使った乳癌術後の乳房再建術を行いました (九州中央病院の関係ページより)

乳がんで乳房を部分切除した患者に対し、患者自身の脂肪細胞から取り出した幹細胞を、切除したところに移植して、最終的に乳房を再建しようというものである。これが成功したら、女性にとってはとんでもない朗報だと思う。僕がこの話をするたびに、聞き手は「そんなことが可能になってきているのか」とびっくりしている。

ES細胞は倫理的な問題が大きなハードルとして残るかもしれないが、他のいろいろな幹細胞は、臨床の場でどんどん使われていくのではないだろうか。アメリカでも、国が予算をつけない代わりに、州政府や民間からのお金で研究がされているのだそうだ。

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