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2006年6月14日

がん対策は予防にこそ力を注ぐべきでは?

昨日、がん対策基本法案が衆議院を通過した。近い将来、2人に1人が何らかのがんで死亡するかもしれないなか、国家的な問題としてがんに取り組むことはたいへん重要なことだと思う。

しかし、中身はどうもピントがずれているのではないかと思う。放射線治療の充実や末期患者の緩和ケアなどが強調されているが、根本的に問題にしなければならないのは、がんの予防、つまりどうしたらがんにならないかを明確にすることではないだろうか。

がんが発見されたら、手術か放射線、抗がん剤がふつうは選択されるだろう。たとえば腫瘍を切除したとする。果たしてそれはがんを治したことになるだろうか? なるはずがない。結果としてできた腫瘍を取り除いたって、それができてしまった根本の原因をなくす治療がなされていないからだ。それは、転移の疑いがあるから抗がん剤を投与するといったこととは意味合いが違う。なぜその人ががんになってしまったのかを追究して、その原因を断たなければ、結局その人は再発してしまうだけではないだろうか?

早期発見も大事、患者に治療法を選択させるのも大事、終末ケアを施してあげるのも大事。しかし、予防ということに重点を置かなければ、すべては空回りしてしまうのではないかと素人ながら危惧している。有害化学物質の曝露、食生活の変化、腸内環境の悪化、活性酸素の増大、こういった要素とがんとの関係は深いと僕は思っていて、その関係性に照らせば、がんの予防医学が採るべき道も自ずと決まっていくと思う。

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