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2006年5月 9日

小泉さんの人間性

小泉総理は、人前で他人の悪口を言わないそうだ。複数の人がそう言っている。世耕さんも一太さんもそういうことをブログ上で書いたことがあるし、たしか官房副長官から議員になった人(名前は失念)だったと思うが、側近として見てきた感想としてその点を強調していた。

テレビで見ていてもそういう感じなので、おそらくこの話は本当なんだろうと思う。だと仮定すると、素直に僕は、小泉さんは偉いなあと思う。人の悪口を言わないって、なかなかできることじゃないですよ。政治家らしからぬすっきりとした印象は、その性格の表れなんだろう。だから人々は、なんとなく好きになってしまうのか。

また別角度の分析なんだが、この間の「朝まで生テレビ」で宮崎哲弥氏が次のような趣旨のことを言っていた。テレビで(プロデューサーや出演者の)「個の狂気」が消えてしまった今、ひとり小泉さんは「個の狂気」を表現している、去年の解散のときが良い例だ、だからものすごいドラマ性があったのだと。そういう観点は否めないだろうけど、これがまたストレートにピュアに狂気なんだよな。屈折した感じがなくて、共感できてしまって。

政策と性格では前者が重要だろうが、指導者なので人間性も無視できまい。小泉さんが辞めたのち、きっと多くの人が、彼の姿を微笑みながら懐かしむと思う。アメリカでは、破廉恥だったけどお茶目だったクリントンがそういう存在だ。イギリスでも、ブレアが辞めたら政治の面白みがいくらかは減ってしまうだろう。

麻垣康三では、どれも魅力は劣るよなあ。麻生太郎のべらんめ口調は好きだけど……。

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