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2006年4月 9日

小沢さんも民主党も頑張ってほしい

民主党の代表に小沢一郎氏が就任したことは、政治全体にとって良かったのではないかと思う。他の誰がこのポストにつくよりも、民主党内も自民党も、そしてそれらを取り巻く集団にとっても、緊張が格段に増すことになるだろうから。

小沢氏の経歴は、自民党幹事長時代を中心に、党運営の面を強調されることが多い。確かに、閣僚の経験は浅いし、「壊し屋」「豪腕」といった形容は、党の立場とともに想起されるものである。

しかし、実は巧みな外交上のアクターでもあったという。竹下政権下で、彼は官房副長官を経験しているが、その際に日米間のいろいろな経済交渉を進めている。幹事長時代もそう。つまり、一度も外交の正式な代表者にはならなかったにも関わらず、彼はその交渉力でもって外交の重要なアクターとして存在していたのである。もちろん、内政においても国会対策においても、90年代は重要なアクターであり続けてきた。

重要な仕事ができた前提には、与党の中で重要な人物としてみなされていた環境があるだろう。今回は、パッとしない野党・民主党の党首に過ぎない。でも僕は、わざわざ自民党の中枢から抜け出てきたという事実から考えると、この人は何かふつふつとたぎる熱いものを持ち続けているような気がする。そしてそれは、ネガティブなイメージからかけ離れた、かなり純粋な真摯なものではないかと思う。そんなところに、僕はわずかばかりの期待をしている。

このままだらだらと自公連立政権が続いても退屈なだけだし、政権交代がなければ、与党も野党も中身は腐っていくばかりだ。だとしたら、現実的に今は民主党に頑張ってもらうより他に道はない。自民党があたふたするぐらい強い民主党になってくれれば、面白いんだけどなあ。

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