« 英語漬けの一日 | トップページ | 堀江さんの姿を見て »

2006年4月24日

千葉7区補選のこと

千葉7区の補選で民主党候補が勝利した。就任直後ということもあって小沢民主党への期待値が急速に高まったことが、やはりいちばんの勝因だろう。また、期待の裏返しとして、自公政権へ倦怠感を覚え始めた人が増えたのではないかと思う。

もちろん焦点は来年の参院選であって、そのときにどのような事態が自民や民主に起こっているか誰もわからない。今年の初め、自民党は「4点セット」のせいで絶体絶命のところへ追い込まれていた。民主党はこれで吼えるかと思いきや、「偽メール」でずっこけた。自民党は高笑い。そこへ小沢さんが出てきて、民主党は息を吹き返した。小泉さんがよく言うように、「政界は一寸先は闇」なのだ。

ということは、参院選のときに、小沢さんが求心力を持ち続けているかどうか、有権者の期待が維持できているかどうかはわからない。タイミングが重要だということは、この補選を見てもわかるではないか。けれども、今回の結果によって、民主党に勢い(党にとっては自信と勇気、有権者にとっては信頼と期待)を持たせたのは確かで、それだけタイミングという要素の効果を抑えることにはなるだろう。

それにしても、出口調査をいくつか見たが、そのデータが面白かった。テレビで見たので数字が明確ではなくて申し訳ないが、自民支持者の何割かは民主候補へ投票していた。共産支持者のなかでさえ民主候補が少なからぬ得票を得ていた。彼らは揺れていたのだ。そして、それはごく当然なことだと思う。

それに比べて、公明支持者の95%ぐらいが自民候補へ投票。組織で言われたとおりに行動したのだろう。果たして、これを個人の意思の反映と受け止められるだろうか? ひとりひとりが熟慮して投票したのなら、もう少し票が分散してもよさそうなものだ。

冬柴幹事長はこう述べている。

各調査にも見られるように、我々公明党支持者は斉藤氏でまとまっておりました。公明党としては、連立の責任を果たすことができ、連立の信頼関係をより一層深めたものと信じています。

立場上こう言うしかないだろうけど、外から見ていると、政党組織と民主主義ってもしかして相容れないのではないかと思いたくなるぐらい、支持者ひとりひとりの「顔」が見えてこないではないか、「声」が聞こえてこないではないか。

|

« 英語漬けの一日 | トップページ | 堀江さんの姿を見て »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 千葉7区補選のこと:

« 英語漬けの一日 | トップページ | 堀江さんの姿を見て »