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2006年1月 9日

ブラウン財務相

イギリスの政治なんて、みんな興味ないだろうけど、僕は大好きだ。昨日、面白いニュースが2本あった。

ブレア英首相、後継首相にブラウン財務相を支持

“Sunday AM”というBBCの番組でインタビューを受けたらしいので、BBCのサイトで録画を見た。20分以上に及ぶ年頭のテレビインタビュー。次の総選挙を党首として迎えることはない、と言い切った。つまり4期目はないということ。

ブレアとブラウンは”new labour”(新しい労働党)の双璧として、ずっと首相と財務相のコンビを組んでいる。ブラウンは、おそらくブレア政権で唯一同じポストにいる閣僚だと思う。ブレアが華やかでさわやかなのに対し、ブラウンは強面で質実剛健で、まったく対照的。不仲説は絶えない。

ブレアが彗星のごとく現れる前から、ブラウンは若手のホープだった。おそらく政策に精通しているのはブラウンのほうだろうと思う。なのにNo.2に甘んじてきたわけだが、労働党が勢力を回復するにはブレアというカリスマが必要だったことは、ブラウン自身もわかっているだろうと思う。

でも、改革を叫ぶだけで脚光を浴びる時代はブレアだが、それであるところまで行き着けば、次はブラウンのような仕事人が適しているだろう。それは日本でも同じことだ。

インタビューでは、いつ交代するのかという問いには、はっきりと答えなかったが、3期目を全うせずに党首交代すなわち首相交代になるのではないかと思う。じゃないと、いきなり総選挙じゃ、ブラウンだってたいへんだし、安定しないままだと保守党に政権を取られちゃうかもしれないから。

英自民党党首が辞任、“飲酒癖”の否定で批判

でもって、前後して飛び込んできたニュース。人間的で面白い。本人は今、アルコール依存症の治療中で、ここ2ヶ月は酒を飲んでないらしいが、「酒飲みのあなたにはもう付いていけません」と、党内議員の多数から最後通牒を突きつけられたとのこと。党内の陰謀という見方も。

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